生きるってこと…。

長男が自らの意思で旅立ちました。

自分の気持ちや想いを整理しながら、家族の今とこれからを書く。

理解。

昨夜、急に右手の震えが出た。


次男の最期を思い出し沢山の感情が出てしまい苦しくなった。


だから昨夜はあまり眠れなかった。



今日は気を紛らわそうと掃除をずっとしてた。



気付いたら手の震えもなくなっていて家の中が綺麗になってた(^_^;)



夕方、日記に昨夜の事を日記に書いてたら思い出しかのように、また手の震えが止まらない。




左手で右手を押さえていたのを主人が気付いて「どうしたん?」って聞いてきた。




私…言えませんでした。




これは精神的な事が原因なのはわかってたけど主人は理解がない人だから。



主人は自分の思いが強い人で精神的な事は気合いで何とかなる!とか言う人。




数ヶ月前に息子の事と更年期が重なり辛かった時、本当に病気かも…と言ってみたら

「鬱の人は自分で鬱とは言わないから大丈夫」と返して来た。



悪気はないんだけどな…。



私も同居の義父が「呆けてるかも…」と言う時に「呆けた人は自分で呆けたとは言わないから大丈夫」と言ってるもんな…。


でも軽い認知症はある。


義父は介護認定士さんの前では必死で答えてるし自分の出来てない事でも出来ると答える。


認知症の人は自分を認知症と認めたくないから他人には良い格好をするみたい。







私はただ現状が辛いって事をわかって欲しいだけやのになぁ…。







ここに来てもうすぐ1ヶ月になる。



私と同じ想いに悩み苦しみ、悲しむ人が沢山いる事がわかって自分が楽になり助かった。






でも、やっぱり。。。






一番身近な人に理解をしてもらいたい。

納骨。

昨夜、家族で父の納骨について話していた。


一年前に亡くなった父。


生前、焼いたらすぐにお寺に持って行って…と、元気な時から言っていた。


どんな言い方やねん…と本人交えて笑い話にしていたんだけどな。



父が納骨をしたいと言ってるお寺は住んでる所から随分離れた所にある。


そこには私の亡き姉も眠ってる。


近くのお寺じゃなく姉がいる同じ所で…と言ってたので希望を叶えたいと思ってた。



でも私の気持ちの整理が出来ずにいて、やっと納骨する気になり息子には次男の受験終わって4月にしようと言っていた。


息子も一緒に行くから…と言ってた。



でも、その前に息子も旅立ってしまう。







慌ただしく一年が過ぎてしまった。


お父ちゃん、ごめんやで…。






でも最近思う。



父の遺骨と息子の遺骨を見て離れるのが寂しくなって来た。



父はお寺へと、息子は我が家の代々の墓へと別々になるのが心苦しくて…。



初孫の息子はとても可愛がられていた。

息子はおじいちゃん子で病院にも一人でお見舞いへ行っていた。



二人一緒で私の近くに居てくれているのが今の私の救いなのに。






主人は、お父さんの望んでる事やし、お寺だといつもお経を頂けて供養になる。息子も同じやで…と。




あんたの言葉、いつも正論やな…。

また供養って言ってる。


その正論が時に私を苦しくしてるんやで…。



そう思ってしまう自分がいる。






結局、まだ日程が合わないので何も決まってない。




ホッとしてる自分もいるけど、いつまでもこのままじゃ駄目なんだ…って自分もいる。



私、わかってるんだけどなぁ…。

初盆。

今年は息子の初盆を迎える。


なかなか、お寺の住職さんへ連絡をしない主人にプチ苛立ってた。


やっと日程が決まり一安心。


早速、息子に知らせる。



「お盆やで、帰って来なよ。

何、食べたいん?」




いつもなら本人に言うのに今年は遺影に向かって聞いてる自分。




あくまでも供養なんだろう。


私はいつもと同じ様に息子が帰って来てみんなで少し豪華な食事をする感じで、息子が帰省をする感覚に似てる。


本人は居ないのに。



報告しながら、やっぱり居ないんだ…と実感し、また涙が止まらなかった。



主人が私の所へ来て

「あいつは人が集まってご馳走がある所には必ずおったやん、寂しがりやから。帰って来るからな」と。



帰って来る…かぁ。。。



苦しいな…

現実を見て受け入れなければならないって…