生命保険。
昨日、主人が休みの時間に加入している保険の説明をするのに来てもらった。
…と言っても私の友人(苦笑)
保険の外交員を始めたと聞いて私と主人の生命保険を他社から友人の会社にかわり、息子の分も加入した。
息子の生命保険を加入する時、説明聞きながら思った。
主人の死亡給付金は生活するのには役立てるだろう…子供2人に年寄りもいるから。
息子の死亡給付金なんて使う事はないだろう、順番的に…そもそも息子が亡くなってお金をもらうなんて…と。
加入した保険も病気や怪我を重点的に備えた内容だった。
息子が元気だから思ってやったこと。
その息子の生命保険、息子が亡くなる二ヶ月前に解約をした。
息子には結婚したから死亡保障を大きい商品に変えた方がいい、と言った。
息子に払っていた保険料で私の保険の特約をつけた。
息子には「まだ生きるんか〜〜?」と大爆笑された。「あんたにオムツ替えて貰わんとあかんし」って会話した。
もし、息子の保険を解約しなければ死亡給付金は支給されていた。
私は今回、初めて家族を見送った。
恥ずかしながら初めて莫大な費用が動く事を知った。
次男は葬儀費用の見積もりを見て志望の高校を変更した。
もし、給付金があったなら次男の希望する高校へ進学出来ていたかな、とか。
でも、お金があればそれで揉め事の原因になっていただろう。
嫁が持っていくんだろうな…とか。
息子の死亡給付金。
結論から、なくて良かった。
大金が動き生活は大変だけど、家族で協力することが出来るようになったから。
なぁ…息子よ…
どんな形にしろ、あんたの死は無駄にはしたないねん!