生きるってこと…。

長男が自らの意思で旅立ちました。

自分の気持ちや想いを整理しながら、家族の今とこれからを書く。

日課から日常へ。

息子が旅立って明日で6ヶ月。


もう半年…と思わず主人に言ったけど、私には長い半年だった。


明日は月命日。


息子の友達が来てくれるようだ。


良かったね…息子よ(*´꒳`*)


それにプチ家出中の次男が帰って来るそうだ。私との喧嘩は真っ最中。


明日だけは中休みしてやろう(笑)



息子が旅立って日課が増えた。


お仏壇へのお供えやお花の手入れなど…。



今まで義母をまつるお仏壇があって息子がそこに入っていった。


主人の祖父母のお仏壇は叔父夫婦にお願いしていたが、息子が旅立つ前日に高齢者住宅に引っ越しをし、祖父母も我が家でお祀りする事になった。


義母さん…今までズボラな嫁ですみません。



お花も売っている仏花を入れていたが、次男のママ友さんが、お花をわけてくれるので自己流で生けてる。



お花を生けるって難しいね…。



歪んでいたら自分の首を曲げて、真っ直ぐだ!と言う。


高さがバラバラだと真上から見て、上出来!と言う。



お供えもつい、息子の好きな物ばかりになる。



ご先祖様、甘い母親ですみません。





私はこの半年、毎日、お仏壇の前にいて、お世話をしてる。



居ない息子の子育ての様に…。



これからも私は生きている限りは毎日、行う事柄になっている。



もう、日課ではなく日常になった。



ホント、辛い日常だな…。



息子よ…毎日、泣いてばかりでごめんね。

息子の結婚と恋愛。

息子が旅立つ3ヶ月前の事。


市役所から一通の封書が息子宛に届いた。


ちょうど、息子の年金の手続きを終えた所だったので、私がその手続きの件かと思い封を開けた。



腰が抜けるってこの事だと思った。



婚姻届が受理されました…と書いてあった。



びっくりしたのと怒りと、何とも言えない感じが残った。と、同時に子供が出来たんだな…と直感した。



先に彼女を呼び出し事情を聞いた。



その後、息子にも聞いた。



その時には妊娠7ヶ月とわかった。



腰が抜ける体験、2度目。



息子の言い分は自分の子供ではないと…別れていた時に出来た計算だと。


彼女は息子の子供だと言う。


最後は自分の子供として育てる、と言って婚姻届を私に預けていたから出したと。


主人が私達に承諾もないまま、婚姻届を出した事に対して怒ってる。そりゃそうだ。


そもそも、主人は彼女との付き合いは良くは思ってない、あいつと結婚だけはやめとけ、と言ってたから…。



主人は籍を元に戻す為に離婚届を出すように言った。


彼女は両親や身内に報告していて、今更…の様子。



子供は7ヶ月。堕ろすのは遅い。



親としては認めざるを得ない、と結論を出した。



息子は結婚したくない、と言ってた。



息子のワガママだ。



それから仕事を休みがちになり行かなくなり辞めてしまった。



仕事は主人の勤め先。アルバイトで行ってた。



彼女と一緒の生活になるが、今まで自由奔放に生活していた息子が自覚なしに結婚したもんだから、窮屈だったんたろう。



息子のワガママだ。



しばらくして息子に好きな人が出来た。



現実逃避だろうな…。



嫁にバレて泥沼になる。



嫁も勝気な所があり相手の家まで行き、相手の母親に慰謝料を請求までしていた。



息子のワガママで身から出たサビだ。



結局、息子自身がした事を責任を取る事が出来ずに、好きな人から一方的な別れ話になり、数時間後には旅立ってしまった。



息子の身勝手でワガママな事だ。



でも…




息子の身勝手でワガママを聞いていたら今頃は…と思ってしまう。



息子が旅立った理由がわからないが、こんな出来事があると、理由の1つかな…と。



悔んだ所で息子は帰って来ない。



でも…悔む。



身勝手でワガママを聞き流さずに聞いていたら違ってたのかな…と、また悔む。




息子よ…ごめんなさい。

父親と長男との関係。

長男が2歳の頃、私は正式に離婚をした。


元々、元旦那さんが離婚を言い出していて、子供も幼いって事で踏み止まってはいたが、パートを始めて、これなら生活出来る、と思いすぐに離婚届を出した。


その時に一緒に居たのが、今の主人。


バツイチで子持ちの私と子供を受け入れてくれた。


子供は親を選べないって言うけど、私は子供の父親を選べる…と思うと、今まで以上の責任と覚悟を決めた。


この子だけは私が守ろう…と。



離婚してすぐに同棲をし、離婚後9ヶ月で再婚をした。


息子には事実を言った事はなかったが、本人は知っていた。


思春期の頃、主人に次男との扱いの違いに「実の子は可愛いわなぁー」と言っていた。



成り行きや実父の話は一切、した事なかったし、一度も聞いて来た事もなかった。


私が酔った勢いで、実父の事を気にならないのか?と聞いてみた。


幼すぎてわからないし、父親には育ててもらったから十分、生みの親やわ…と。


それだけの会話だった。



私が全力で守って来た息子の20年。




彼はどう思ってるんやろな…。



私が旅立った息子に沢山、聞きたい事柄の1つだ。




あかん…。




今夜の気分は下り坂やわ…。