抱っこ。
毎日、お仏壇に向かい息子との時間が日常になっている。
息子は納骨を済ませてないので、息子の骨壺はお仏壇の所に納めている。
家族の居ない時間、私は息子の骨壺を抱いてる。
赤ちゃんを抱っこする様に大切に優しく抱っこしたり、何かを言い聞かせるように語りかけ、頭を撫でる様に骨壺を撫でる。
大きくなって抱っこなんてしないもんな…。
大きく成長した息子が小さくなって私の胸の中にいる…。
語りかけても返答ない。
反抗も悪態もない息子。
私の大切な息子やのに…。
ずっとずっと抱っこしていたいな…。
納骨してこれ以上、離ればなれになんてなりたくないな…。
どうせなら、私の亡くなった時に一緒に納骨して欲しいな…主人には言えないけど。
納骨は来春を予定してる。
その日まで私は小さな息子を毎日、抱っこするんだろうな…きっと。。。。